『球面加工ユニット』
球面加工ユニット
球面に沿って均一な送りが可能な高精度球面加工ユニット
球面加工ユニットで加工したワークサンプルです。
球面加工ユニット 加工精度実績
外径[真球度]:0.003mm
外径[面粗度]:0.162μm(Rz)
※被削材は真鍮となります。
球面加工をより高精度に、球面加工ユニット
一般的に旋盤での球面加工では、NC装置の円弧補間による加工となりますが(上記左図参照)、この方法ですと2軸の合成送りで加工するため、高精度(真球度/面粗度)な球面加工は難しくなります。 「より高精度な球面加工を」お客さまのご要望にお応えするため、エグロでは『PALLET SYSTEM』内の「球面加工ユニット」をスライド上に搭載します。 この球面加工ユニットは、「球面に沿って均一な送りができる(上記右図)」「刃具の切削使用部分が常に同じ箇所(上記右図)」で行われるため、安定したムラの無い、高精度な仕上り面を得られます。
外径でも内径でも、球面加工は可能
球面加工ユニットは外径だけでなく内径にも使用できます。また刃物を交換すれば樹脂や真鍮、アルミや鉄系素材まで幅広く活用できます。
Y軸付き仕様やスケール、位置決め装置付き等、同じ球面加工ユニットでも最適なご提案
球面加工ユニットには、お客さまのご要望により、様々な機能を取り付けできます。
Y軸が付いて球径や芯高調整が容易になった[Y軸サーボモータ付き仕様]。バイトホルダ部に光学スケールを取り付け、 機外のデジタル表示計で球の大きさを数値で調整する[バイトホルダスケール仕様]。連続した加工を行う場合に、 チャッキング位置を毎回定位置でチャックすることが可能になる[位置決め装置]。様々取り揃えております。
加工動画
『球面加工ユニット』動画