用語集
あ行
- 後付け自動化 (あとづけじどうか) ROBO-Station(後付けロボット自動化ユニット)
- 既存の工作機械に後から自動化ユニットを追加すること。ROBO-Stationは現行のエグロ旋盤などに後付けして、自動搬送・無人運転を実現するユニットである。
- 安定構造体 (あんていくりかえしせい) 専用加工機
- 熱対称や高剛性設計により、加工中の軸移動・加工負荷に伴う荷重移動加荷重に強い機械フレーム・構造。振動・熱変形が少なく、高精度加工の基盤となる。
- EDAコレット (いーでぃーえーこれっと) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- エグロが使用するコレットチャックの規格名。EDA-6、EDA-8、EDA-10など番号でサイズ区分され、対応する最大ワーク径が決まっている。
- EDAコレットチャック (いーでぃーえーこれっとちゃっく) 卓上/汎用旋盤
- EBシリーズ主軸に装着されるコレットチャック。EDA-6(口径15mm)、EDA-8(20mm)、EDA-10(25.5mm)など機種ごとにサイズが異なり、小径ワークを高精度に把持できる。
- 位置精度 (いちせいど) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 制御装置(プログラム)が指令した座標位置に正しく移動位置決めできる精度。数ミクロン以下の誤差で位置決めできることを「位置精度が高い」という。
- インバータ制御(主軸) (いんばーたせいぎょ(しゅじく)) 卓上/汎用旋盤
- 主軸モーターの回転数をインバータ(周波数変換器)で連続可変制御する方式。これによりギヤ(ベルト)を換えずに200~4000rpmの間で任意の回転速度設定が可能。
- インラージ型コレット (いんらーじがたこれっと) コレットチャック
- 大径加工物に対応したコレットチャック。標準コレットでは対応できない太径(例えばφ50mm超など)を掴むための特大型コレット。
- エア静圧スピンドル (えあせいあつすぴんどる) 専用加工機
- 空気圧を利用した静圧軸受で支持された主軸。空気の圧力で主軸を宙に浮かせて回転させるため摩擦がなく、超高精度・高回転の主軸を実現できる。100nanoに搭載。
- MS-Series (えむえすしりーず) オプションユニット
- 加工機や工作機械に棒状の素材(丸棒、六角棒など)を自動的に供給するための装置。主にNC旋盤や自動旋盤で使用され、長尺の棒材を切削加工する際に効率化を図れる
- LR Mate 200iD (えるあーるめいとにひゃくあいでぃー) ROBO-Station(後付けロボット自動化ユニット)
- FANUC製の小型6軸垂直多関節ロボットの機種名。高速・高精度で、重量物ハンドリングから組立まで汎用に使われる。
か行
- 外径・内径研削ユニット (がいけい・ないけいけんさくゆにっと) オプションユニット
- ワークの外径面または内径面を研磨する専用ユニット。外径研削ユニットはワーク外周に砥石を当て、内径研削ユニットは穴の内側を砥石で磨く。用途に応じ選択可能。
- 外径ピラミッド (がいけいびたみっど) 専用加工機
- ワーク外周にピラミッド状(四角錐台を繰り返したような形状)の凹凸模様を加工する特殊なローレットパターン。意匠性の高いパターン加工の一例。
- 回収機構 (かいしゅうきこう) 専用加工機
- 加工後のワークを受け取り回収する専用の仕組み。ベルトコンベアで排出したり、ストッカーに溜めたりする。
- 回転工具ユニット (かいてんこうぐゆにっと) CNC旋盤・NC旋盤
- フライスや穴あけ加工を可能にする駆動工具(ライブツール)のユニット。主軸回転ではなく工具側が回転し、側面穴やキー溝加工などを行える。
- 角度割出C軸 (かくどわりだししーじく) 専用加工機
- 所定の角度だけ回転して位置決めできる回転軸(インデックス機構)。旋盤主軸にC軸制御を付加すると、任意角度で停止・位置決めして側面穴あけ等が可能になる。
- 片アームローダー (かたあーむろーだー) 専用加工機
- 一本の供給アームでワークの着脱を行うローダー装置。高速に回転してワークを掴み交換する。構造が簡単で動作が素早いため、高速量産機に適している。
- キサゲ(スクレーピング) (きさげ(すくれーぴんぐ)) 専用加工機
- 平面を手作業で削り、微小な凹凸を作りながら高精度に摺動面を仕上げる伝統技術。高精度機ではガイド面のキサゲ加工により、摺動の滑らかさと精度安定性を高めている。また、摺動面の潤滑性を保持し運動性能の安定化を図っている。
- 球面加工ユニット (きゅうめんかこうゆにっと) オプションユニット
- 精密な球(ボール)を削り出すための専用工具ユニット。サーボ制御によりバイトを旋回制御。均一な送り加工により真球度の高い球加工が可能。付加1軸(Y軸)による刃具高さの任意設定(調整)ができ、球径寸法調整も簡単にできる。
- 供給/回収装置 (きょうきゅう/かいしゅうそうち) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- ワーク(加工部品)の自動供給および取り出しを行う装置。パーツフィーダーやストッカー、コンベアなどを組み合わせ、無人で材料投入と製品回収を行う。
- 協働ロボット (きょうどうろぼっと) ROBO-Station(後付けロボット自動化ユニット)
- 人との協働作業が可能なロボット。力覚センサや安全機構を備え、人間の近くでも安全に動作できる。ROBO-StationではFANUC CRXシリーズなど小型協働ロボも選択可能。
- 機ロボ一体構造 (きろぼいったいこうぞう) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 加工機へロボットを搭載。加工物の自動搬送、チャック・測定器への自動供給回収。加工物の反転等、段取り後の長時間無人稼働が可能。業界でいち早く製品化を実施。
- 空圧源(エア源) (くうあつげん(えあげん)) 5軸制御マシニングセンター
- 機械に必要な圧縮空気の供給源および必要圧力。例えば0.5MPa以上のエア供給が必要などと記載され、エアチャックやブロー装置の動作に用いる。
- くし刃(刃物台) (くしば(はものだい)) CNC旋盤・NC旋盤
- 櫛の歯のように工具を配置する刃物台形式(=くし刃型刃物台)。回転式タレットではなく固定工具台。高剛性で工具交換が素早い。エグロの小型NC旋盤に採用。
- くし刃型刃物台 (くしばがたはものだい) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 櫛の歯のように工具を一列に並べる形式。回転刃物台(タレット)を持たず工具は固定だが構造が簡素で高剛性。機械構造体が少ないので加工精度が安定する。
- クランプ (くらんぷ) 専用加工機
- 工作物を固定すること、またはその機構。「主軸両端をクランプ」と言えば、主軸の両側でワークを挟み込むように固定する状態を指す。
- 繰り返し精度 (くりかえしせいど) 5軸制御マシニングセンター
- 同じ位置に何度も位置決めした際のばらつき精度。例えば繰り返し位置決め精度±2μmなら、何度繰り返しても2μm以内の誤差で目標位置に戻ることを意味する。
- クローズドループ仕様 (くろーずどるーぷしよう) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 別置エンコーダで検出しフィードバック制御する仕組みのこと。終端移動媒体位置を検出して補正できるため、高い位置決め精度を実現する。光学・磁気等の検出器がある。直線・円形を検出出来る。
- 研削ユニット (けんさくゆにっと) オプションユニット
- 工作物を研磨するための砥石用スピンドルユニット。スライド上に搭載し、旋削後にそのまま砥石による仕上げ研磨(ハードターニング相当)が行える。
- コールドスタート (こーるどすたーと) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 加工機を暖機運転せず加工を開始すること。精密加工では発熱に起因する温度上昇から寸法誤差が発生する。エグロの機械はコールドスタートからでも寸法変位の少ない加工寸法精度を発揮する。
- 光学スケール (こうがくすけーる) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- エンコーダの一種で、ガラスに刻まれた目盛を光センサで読み取り位置を高精度に検出する装置。極めて細かな位置決めに用いられる。光読み取りの他、磁気を読取るマグネスケールがある。アブソリュートエンコーダー。終端移動媒体に取付ける為、位置決め精度が向上する。
- 工具固定番地・ランダムアクセス (こうぐこていばんち・らんだむあくせす) 5軸制御マシニングセンター
- ツールマガジンの工具管理方式。固定番地式は、格納ポケット番号=ホルダー番号。必ず同じポットからホルダーを脱着する。ランダムアクセスは任意のポケットに格納し最短経路で出庫する方式。格納ポット番号≠ホルダー番号。エグロのマシニングは固定番地式。
- 高剛性仕様 (こうごうせいしよう) 専用加工機
- たわみや振動を極力抑えた設計構造。リブの構成構造、機械構造体の厚み、荷重域の設定のよる高荷重時のたわみ抑制構造等により、切削時の変形を小さく抑える仕様。
- 高速量産機 (こうそくりょうさんき) 専用加工機
- 高速加工と自動化により大量生産に適した工作機械。MATE-6のようにワーク着脱時間を極限まで減らし、サイクルタイム短縮に特化したNC旋盤などを指す。
- 固定式主軸 (こていしきしゅじく) 専用加工機
- 移動機構を持たない据え付け型の主軸。高剛性を確保するため主軸台自体を動かさず、テーブルや刃物台側を動かして加工する設計。
- 5面ワンチャック加工 (ごめんわんちゃっくかこう) 専用加工機
- 一度のセッティングで立方体工作物の5つの面を加工すること。4軸制御機ではテーブルを傾けることで、底面以外の五面を一括で加工可能にする。
- コレットチャック (これっとちゃっく) CNC旋盤・NC旋盤
- 円筒状のスプリング式チャック。チャック外周基準面にならい全周把持するチャック。細長い棒材などを高精度に掴め、繰り返し精度が高い。エグロではEDA規格のコレットチャックを多用。
- コレットチャック (これっとちゃっく) コレットチャック
- 円筒状のスリット入りコレットでワークを全周から把持するチャック。高い同心度と繰り返し精度を持ち、小径棒材の加工で広く使われる。引き込み機構で開閉操作する。
- コレットチャックアッセンブリ (これっとちゃっくあっせんぶり) コレットチャック
- 主軸に取り付けるコレット本体+引き棒機構+ナットなどの一式装置。高精度コレットと高剛性な引き機構により、エグロ旋盤本来の性能が発揮される。
- コレット引き込み (これっとひきこみ) コレットチャック
- コレットチャックを閉じる操作。主軸内の引き棒でコレット後端のねじ部を引っ張ると先端が閉まりワークを締め付ける。この引き込み動作の滑らかさ・精度がチャック精度に影響する。
- 転がり面案内 (ころがりめんあんない) 5軸制御マシニングセンター
- 玉やローラによるリニアガイド方式。摩擦が小さく高速移動に適し、移動軸の位置決め精度が向上。よって難易な形状加工物に有効な構造。ただし、すべり面案内に比較し振動減衰性に弱い場合がある。エグロのE-32vとE-43vは、すべり面と転がり面の利点を組み合わせた複合案内を採用している。
さ行
- 最小割出角度 (さいしょうわりだしかくど) 専用加工機
- 回転軸で指令可能な最小の角度ステップ。例えば0.001°(3.6秒)なら、非常に微細な角度で主軸を制御でき、高精度な等分割や任意角度位置決めが実現する。
- サブスピンドル (さぶすぴんどる) CNC旋盤・NC旋盤
- 旋盤でメイン主軸とは別にもう一つ設けられた副主軸。ワークの裏面加工や、メイン主軸から受け取って後工程を行う際に用いる。二次主軸とも呼ぶ。
- サブスピンドルユニット (さぶすぴんどるゆにっと) オプションユニット
- 既存の刃物台上に追加できる副主軸ユニット。小型の二次主軸を後付けし、ワークを受け渡して裏面加工を行ったり、同時加工で時間短縮を図ったりできる。
- サブスライドユニット (さぶすらいどゆにっと) オプションユニット
- 補助(第2)刃物台スライド。表裏加工を行う場合にサブスピンドルと共に構成。主軸-刃物台で1工程(表側)を加工。オーバーカットによる突切り加工後、サブスピンドル-サブスライドによる2工程(裏側)を加工する。
- 産業ロボット (さんぎょうろぼっと) ROBO-Station(後付けロボット自動化ユニット)
- 工場で使われる多関節ロボットの総称。早い速度・高い精度で動作し、自動化セルでワーク搬送を行う。ROBO-StationではFANUC社をはじめ各社の産業用ロボットを採用。加工機周辺へ後設置し自動化を図ることができる。
- 3軸制御刃物台 (さんじくせいぎょはものだい) CNC旋盤・NC旋盤
- 前後・左右の移動に加え上下方向の動きを持つ旋削刃物台のこと。工具先端を上下に動かせるため、フライス加工(ミーリング)や偏心穴加工など複合加工が可能。旋削刃具の刃具高さ調整が座標値で設定調整ができる。エグロではSANAXシリーズ。
- 3次元曲面加工 (さんじげんきょくめんかこう) 5軸制御マシニングセンター
- 自由曲面(曲線や曲面で構成された形状)を高精度に削り出す加工。5軸同時制御により工具姿勢を最適化し、滑らかな曲面を高精度に仕上げることが可能。
- 30分/連続定格 (さんじゅっこ/れんぞくていかく) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- モーター出力の定格表示方法で、「30分定格○kW/連続定格○kW」のように短時間最大出力と連続運転出力を表す。例えば3.7/2.2kWなら短時間最大3.7kW、連続2.2kW。
- CRX-5iA (しーあーるえっくすふぁいぶあいえー) ROBO-Station(後付けロボット自動化ユニット)
- FANUC製の協働ロボット機種。最大可搬5kg(ハンド重量含む)で、人と一緒に作業できる安全機能を持つ。狭いスペースで人手作業を自動化する際に用いられる。
- C軸制御 (しーじくせいぎょ) 専用加工機
- 旋盤主軸の回転を角度制御する機能(角度割出機能)。RGS-200のように主軸をサーボ制御すれば、ローレットの開始位置合わせや等間隔割出が可能になる。
- 四角コレット (しかくこれっと) コレットチャック
- 四角形の棒材や加工物を掴むためのコレットチャック。内径が四角形状になっており、対辺寸法に合わせ複数サイズが用意される。
- 治具 (じぐ) 5軸制御マシニングセンター
- ワークを固定したり位置決めしたりするための補助工具類。精密チャックやバイス、特定形状用の専用把握具などがあり、加工の再現性と精度を向上させる。
- 主軸台(ヘッドストック) (しゅじくだい(へっどすとっく)) 専用加工機
- スピンドルを内蔵し動力を伝える機械ユニット。SANFLEX-8ではこの主軸台自体が上下(Y軸)方向に移動し、固定工具に対してワークを上下動させる新しい複合加工を可能にしている。
- 主軸端形状 (しゅじくたんけいじょう) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 主軸先端の形状のこと。コレットチャック・市販パワーチャック・特殊チャック等が取付られるよう、フラット形状・特殊ノーズ形状・テーパー形状がある。
- 主軸を止めない脱着 (しゅじくをとめない脱着) 専用加工機
- 主軸(ワーク回転)を停止せずにワークの着脱を行う方式。主軸が回転したまま供給回収装置がワークを交換出来るなど、アイドルタイムを無くし高速化する手法。
- 省スペースレイアウト (しょうすぺーすれいあうと) 専用加工機
- 設備全体の占有スペースを小さく抑えた配置設計。各装置をコンパクトにまとめ、工場内スペースの有効活用を図っている。
- ジョグ送り (じょぐおくり) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 機械を手動操作で連続的に動かす送り操作のこと。軸送りボタンと同時にジョグダイヤルなどで0から一定速度まで可変しつつ、微調整的に軸を動かせる。
- 真円度 (しんえんど) 専用加工機
- 円形の加工物がどれだけ真円に近いかを表す精度。真円度0.1μmとは、円の半径が場所により最大0.1μm(0.0001mm)の誤差範囲に収まる非常に高い円形度を意味する。
- 心押し軸(スリーブ) (しんおしじく(すりーぶ)) 卓上/汎用旋盤
- 心押し台から前方に伸びる軸(スリーブ)。先端にセンターポイントを持ち、テーパー穴が空いている。レバー操作で前進後退し、ワークを押さえたり穴あけに使ったりする。
- 心押し台 (しんおしだい) 卓上/汎用旋盤
- (※前述)長尺ワークを支える尾座装置。手動で前後に動かせ、先端に回転センタやドリルチャックを取り付けて使う。EBシリーズでは心押し台にMTテーパー穴を備える。
- 心押し台 (しんおしだい) CNC旋盤・NC旋盤
- 旋盤で長い工作物を支持するため、後方からセンタで押える装置。必要に応じて手動で移動し、先端の心押し軸でワークを支える(ドリル装着も可)。
- 真球度 (しんきゅうど) オプションユニット
- (※前述)球の真円度の3次元版。全方向で半径が等しい度合い。真球度が高いほど誤差の少ない完全な球形になっている。
- 人工御影石ベース (じんこうみかげいしべーす) 専用加工機
- 人造石(エポキシグラニット)製の機械床板。花崗岩の粉末と樹脂で作るベースで、鋳鉄より熱変形が少なく振動減衰性に優れる。
- 振動減衰性 (しんどうげんすいせい) 専用加工機
- 振動を吸収し素早く収束させる特性。機械構造で振動減衰性が高いと、切削時のビビリ振動が発生しにくく、表面荒さや工具寿命の面で有利。
- シンメトリック構造 (しんめとりっくこうぞう) 専用加工機
- 左右対称・上下対称など、対称性を持った構造配置。機械を構成する部材を対称に配置することで、温度変化や荷重による歪みが相殺され、精度が安定する。
- 垂直多関節ロボット (すいちょくたかんせつろぼっと) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- アームに複数の回転関節を持つ産業用ロボットの一種。6軸ロボットなど、自由度が高く柔軟な動作が可能。工作機械に搭載する場合、ワークの着脱や搬送を行う。
- ストローク(X軸/Z軸) (すとろーく(えっくすじく/ぜっとじく)) CNC旋盤・NC旋盤
- 各軸の可動範囲の長さ。例えばストロークX=270mmならX軸方向に270mm移動可能。加工可能な寸法や刃物台の届く範囲を示す。エグロでは加工径方向の移動軸では、実移動量の2倍が表示画面に表示される。前記の270mm移動ならば最大画面表示値は540mm。
- スプリングコレット (すぷりんぐこれっと) コレットチャック
- コレットチャックの別称。スリット入りでバネのように弾性変形することからこう呼ばれる。エグロコレットはバネ特性が優れ、長く弾性を保つ。
- スプリング性能 (すぷりんぐせいのう) コレットチャック
- コレットがバネのように弾性変形して開閉する性質。高品質なコレットは適度な弾性と復元力を持ち、「へたり」(経年劣化によるばね弱まり)が起きにくい。
- すべり面案内 (すべりめんあんない) 5軸制御マシニングセンター
- 金属同士の平面が摺動するガイド方式(ボックスガイド)。摩擦はあるが高剛性で振動減衰性に優れ、重切削や旋削加工での安定した切削面性能を発揮する。
- スライドハンドル送り (すらいどはんどるおくり) 卓上/汎用旋盤
- 手作業で刃物台を操作する際の送り機構。卓上旋盤ではX軸(横送り)・Z軸(縦送り)にハンドルがあり、リードねじを介して刃物台を精密に動かせる。
- 精密卓上旋盤(ベンチレース) (せいみつたくじょうせんばん(べんちれーす)) 卓上/汎用旋盤
- 作業台や専用架台に載る小型旋盤で、精密加工に適したもの。エグロEBシリーズは国産唯一の精密卓上旋盤で、研究・試作や小物部品加工に用いられる。
- 精密チャック(マクロチャック) (せいみつちゃっく(まくろちゃっく)) 5軸制御マシニングセンター
- ワークを高精度に着脱固定できるチャック。例えば3R社製「マクロHP」など電極や小物部品向けの基準治具で、高い再現精度でワーク交換が可能。
- 切削台上の振り (せっさくだいじょうのふり) 卓上/汎用旋盤
- (※前述)横送り台(クロススライド)上の振り。EB-10で約140mm。ベッド上の振りより小さい。
- 切削油タンク容量 (せっさくゆたんくようりょう) 5軸制御マシニングセンター
- 工作機械に搭載されるクーラント(切削油)タンクの容量。何リットルの切削油を循環させられるかを示し、大型機ほど容量が大きい。
- 旋削機能 (せんさくきのう) 専用加工機
- 旋盤のようにチャック(ワーク)を回転させて切削(旋削)できる機能。
- 全軸すべり案内 (ぜんじくすべりあんない) CNC旋盤・NC旋盤
- 球(ころ)軸受けのガイドではなく、摺動面(すべり案内面)で各軸を支持する方式。摺動 摩擦が発生するが高い減衰性と剛性が得られ、微小な振動を抑制して加工面精度を高める。
- センタ間の距離 (せんたかんのきょり) 卓上/汎用旋盤
- 旋盤の主軸センタと心押し台センタとの間隔。対応できる最大ワーク長さを示す。EB-10では250mm程度で、それ以上長いと両センタで支えきれない。
- 専用ユニット (せんようゆにっと) オプションユニット
- 特定の加工用途に合わせ、刃物台上に追加装着できるユニット群のこと。球面加工ユニット、研削ユニット、サブスピンドルユニットなど、必要な機能を搭載(後付け)できる。
- 専用ローダー (せんようろーだー) 専用加工機
- 加工物や治工具を自動搬送する装置。専用加工機ではワーク供給回収用のガントリーやアームローダーを内蔵し、正面・後方などから自動供給回収する。
た行
- 耐摩耗性 (たいまもうせい) コレットチャック
- 摩耗(すり減り)に対する強さ。エグロのコレットは硬度の高い材質と熱処理で優れた耐摩耗性を持ち、長期間使用しても精度を維持できる。
- ダイヤフラムチャック (だいやふらむちゃっく) 専用加工機
- 薄い円盤(ダイヤフラム)の弾性変形を利用した多爪高精度チャック。一体構造で偏心が少なく、均一な締付け力でワークを掴む。素材把握部の変形が少なく、素材把握部精度による影響を極小にできる。超精密加工機で用いられる。
- 多段刃物台 (ただんはものだい) 専用加工機
- 複数段に工具を取り付ける刃物台。例えば上下2段にくし刃を配置し、一方にバイト類、もう一方にドリルユニット類を装着することで、一度に多彩な加工に対応できる。
- 縦軸・横軸(主軸) (たてじく) 専用加工機
- OMシリーズなどにおける上下方向の主軸(縦軸)と水平方向の主軸(横軸)。複数主軸を配置して五面加工などを行う際、それぞれの向きで名称を分けている。
- 多面加工 (ためんかこう) 5軸制御マシニングセンター
- ワークの複数の面を一度のセットアップで加工すること。5軸マシニングセンターではテーブルを傾斜・旋回できるため、ワーク脱着せず全方位から加工できる。(立方体ならば、把握面を除く最大5面を加工できる。)
- 単能盤 (たんのうばん) 専用加工機
- 単一の加工に特化した汎用工作機械のこと。カム自動盤など特定工程専用の旧式機械を指すことが多い。MATE-6やEBN-10EX+Rebuildローダーはこうした単能盤からの置き換えを狙ったNC機。
- チャッキング装置 (ちゃっきんぐくうあつ) 専用加工機
- ワークを掴む装置の総称。パワーチャック、コレットチャック、ヤトイなど種類があり、加工物の形状や加工内容に応じて最適なものを選択する。
- チャックサイズ (ちゃっくさいず) CNC旋盤・NC旋盤
- チャックの大きさ規格。パワーチャックなら大きさの目安(例:4インチ6インチ等)、コレットチャックなら対応するコレット(例:EDA-8等)で表記される。
- ツールシャンク (つーるしゃんく) 5軸制御マシニングセンター
- 工具ホルダのシャンク部の型式。例えばBT30やBT40などテーパー角7/24のシャンクがあり、機械の主軸に装着して刃物を固定する部分。
- 追従精度 (ついじゅうせいど) 5軸制御マシニングセンター
- 移動指令を出した際に、その指令に従順に機械の移動が追従する精度。追従精度が高いと、指令通りの軌跡を忠実になぞり、狙った形状誤差なく加工できる。
- 偏心加工 (つめしんかこう) 専用加工機
- ワークの中心からずれた位置に穴を開けたり削ったりする加工。例えば軸に対し偏心した穴あけなど。エグロの専用機ではオプションで偏心加工ユニットにも対応。
- テーパー穴(MT) (てーぱーあな(えむてぃー)) 卓上/汎用旋盤
- モールステーパー(Morse Taper)標準のテーパ穴。心押し軸にはMT.No.1やNo.2等のテーパ穴があり、対応するセンタやドリルを差し込んで使用する。
- T溝テーブル (てぃーみぞてーぶる) 5軸制御マシニングセンター
- 作業台の上面にT字型断面の溝が複数切ってあるテーブル。ボルトとナットで治具やバイスを自在な位置に締結できる。例えば14mm幅T溝×8本などと仕様表記される。
- デジタルバックストッパー (でじたるばっくすとっぱー) オプションユニット
- 主軸後部にてワークの位置決めを電子的に制御するストッパー装置。従来の機械的な位置決めではなく、デジタル制御で位置決め。寸法切り揃えや送り量の高精度化に寄与する。
- 転造加工 (てんぞうかこう) 専用加工機
- 工作物を変形させて形を作る塑性加工の一種。ホイール等を押し付けて素材を盛り上げ模様を付ける「ローレット転造」がある。切削によるものより加工歪みが少ないが精度は劣る。
- 胴径部・ねじ部 (どうけいぶ・ねじぶ) コレットチャック
- コレットの本体胴体部分と、後端のねじ切り部分。高精度に仕上げられたエグロコレットは胴径やねじ部の精度が高く、引き込んだ際の中心軸ずれを極小に抑えられる。
- 同時5軸制御 (どうじごじくせいぎょ) 5軸制御マシニングセンター
- 5つの軸(直線軸回転軸)を同時に動かし加工する制御方式。複雑な立体曲面も一度の段取りで加工可能。エグロのE-32vとE-43vは同時5軸対応(基本3軸XYZと付加2軸の計5軸)。
- 両端加工機 (どうりょうかこうき) 専用加工機
- 工作物の両側の端面を同時に加工できる専用機。シャフトなどを一度に両端から切削・穴あけでき、生産性が高い。両内外径も同時加工が可能。エグロBSシリーズが該当。
- 特殊コレット (とくしゅこれっと) コレットチャック
- 標準品以外の特注コレットチャック。特殊形状のワークや異形断面用にオーダーメイドされるコレットで、エグロではユーザー要求に応じ製作可能としている。
- トラニオン構造 (とらにおんこうぞう) 5軸制御マシニングセンター
- テーブルを両側から支持する振り子台(Trunnion)式の旋回(傾斜)構造。旋回(傾斜軸)を水平のシャフトで支え、その中央の回転軸と組み合わせた形。コンパクトで剛性が高い。
な行
- 熱対称設計構造 (ねつたいしょうせっけいこうぞう) 5軸制御マシニングセンター
- 構造体を基軸面に対し対称に配置。温度変化による熱変形を対象面に対し均等化する設計。機械に温度変化が発生しても熱変形を対称にし、位置ずれや傾きを均等にする事により加工精度変化を最小に保つ。エグロではE32v
- 熱膨張 (ねつぼうちょう) 専用加工機
- 温度が上昇下降する事により物体の体積や長さが増加減する現象。機械精度に影響を与えるため、材料の熱膨張係数を考慮した設計(人工大理石採用)等で、温度変化の影響を抑える。
は行
- ハードターニング (はーどたーにんぐ) オプションユニット
- 焼き入れ鋼など硬い材料を研削ではなく超硬バイト等で旋削加工して仕上げる手法。さらに研削ユニットを併用することで、旋削+研磨の複合加工も可能となる。
- バイト旋回 (ばいとせんかい) オプションユニット
- バイト(刃物)自体を回転・首振りさせる動作。球面加工ユニットではバイトを旋回軸で振り子運動させ、球の表面に沿って滑らかに切削する。
- 刃物台 (はものだい) CNC旋盤・NC旋盤
- 旋盤で加工工具を取り付ける部分。回転タレット式(工具を回転選択)、くし刃式(固定工具台)等がある。X軸・Z軸等構成軸方向に移動して切削を行う。
- 刃物台上搭載 (はものだいじょうとうさい) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 刃物台(ツールスライド)の上にユニットや装置を取り付けること。エグロでは、くし刃型の刃物台上にワーク供給・回収ユニットを載せ、コンパクトな自動化を実現している。
- パルス送り (ぱるすおくり) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 機械を手動操作で1パルスずつ移動させる操作。パルス倍率選択により、ミクロン単位からミリ単位までのパルス送りが出来る。パルス送りハンドルを回転させ刃物台を移動させる操作が一般的。
- パレットサイズ (ぱれっとさいず) ROBO-Station(後付けロボット自動化ユニット)
- ワークの受け渡しに使用するパレット(盤)の大きさ。ROBO-Stationでは希望に合わせたパレットにワークを並べられ、大量の素材または完成品を置いておける。
- パレットシステム (ぱれっとしすてむ) オプションユニット
- エグロが提唱する専用ユニット選択コンセプトの名称。「パレットから絵の具を選ぶように」刃物台に専用ユニットを組み合わせ、各ユーザーにとって唯一最適な加工構成を実現する考え方。
- パワーチャック (ぱわーちゃっく) CNC旋盤・NC旋盤
- 油圧や空圧で作動する自動締め付け式のチャック。主軸先端に取り付け、三つ爪などでワークを強力に把持する。インチサイズ(4インチ等)でサイズを表すことが多い。
- BBT-30 (びーびーてぃーさんじゅう) 5軸制御マシニングセンター
- マシニングセンタの工具取り付け規格で、BT30テーパーに主軸と工具の両接触面を追加した高剛性仕様(BIGプラス)。工具と主軸の剛性・繰り返し精度が向上する。
- 微細精密複合加工 (びさいせいみつふくごうかこう) CNC旋盤・NC旋盤
- 寸法、形状精度がうるさい極めて小さな部品に対し、旋削だけでなくフライスや穴あけなど複数の加工を一括で行う加工手法。SANAXシリーズは微細ワークの複合加工を得意とする。
- 標準コレット (ひょうじゅんこれっと) コレットチャック
- エグロが提供する一般形状のコレットチャック。円形断面で、丸材を掴む通常タイプ。サイズ(号数)ごとに掴める径範囲が決まっている。例:3号コレット φ1.0~6.0mm。
- 開きヤトイ (ひらきやとい) 専用加工機
- ワーク内径に挿入し、内側から拡張して把持する治具(インナーチャック)の一種。エグロの開きヤトイはワーク内径で広がって固定し、円筒薄物などを変形なく掴める。A型~C型までサイズ展開。
- 開きヤトイ(コレット) (ひらきやとい(これっと)) コレットチャック
- エグロがラインナップする特殊コレットの一種で、内側から押し広げてワーク内径に密着させるタイプの治具(前述の開きヤトイと同様の機構)。薄肉筒状ワークの内径把持に適する。A型~C型まで種類あり。
- 平歯車加工 (ひらはぐるま) 専用加工機
- 平歯車(ストレートギア)の歯形を切る加工。ローレット加工機ではないが、類似の成形技術でギアの歯を刻む場合もあり得る(記載上の対応可能加工例)。
- 平目・アヤ目 (ひらめ・あやめ) 専用加工機
- ローレット模様の種類。「平目」は縦横平行の格子模様(ストレートもしくは網目状)、「アヤ目」は斜め方向に刻む菱形模様(ダイヤモンドパターン)。
- ビルトイン主軸 (びるといんしゅじく) 5軸制御マシニングセンター
- 主軸駆動モータを主軸そのものに内蔵した構造。ベルトやギアを介さず直接駆動するため、高速化と振動低減に有利。E-32vでは主軸がビルトインモーター方式。
- ビルトイン主軸 (びるといんしゅじく) 専用加工機
- 主軸モーターを内蔵した主軸。SANFLEXなどでは主軸台をコンパクトにするためビルトインモーター式主軸を採用。
- 品質管理(コレット) (ひんしつかんり(これっと)) コレットチャック
- エグロのコレット製造プロセスで徹底された品質チェック。材質選定→加工技術→熱処理→検査→管理の各段階で厳格な基準を設け、高精度・高品質を保証している。
- 復元性 (ふくげんせい) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 機械を移動した後などに、もとの加工精度状態に素早く戻せる能力のこと。たわみ・よじれが少ない剛性の高い構造。位置決め治具等により、再設置後も高い復元性を持つ。
- 複合案内面 (ふくごうあんないめん) 5軸制御マシニングセンター
- 摺動面(すべり)と転がり案内(リニアガイド)の両方の長所を組み合わせたもの。剛性向上と応答性を両立。
- 複合加工 (ふくごうかこう) CNC旋盤・NC旋盤
- 一台の機械で旋削(Turning)とフライス(Milling)など複数種類の加工をこなすこと。旋盤に回転工具や上下移動軸を備え、ワークを掴み直すことなく様々な加工を実現する。
- 複合加工(専用機) (ふくごうかこう(せんようき)) 専用加工機
- 複数の加工機が必要な加工品を工程集約し、1台で加工を行う専用機。オプションユニットの組み合わせにより旋削+フライス+穴あけ等を連続実行し、多工程を集約する。設置フロアスペースの最小化。電力エアー消費量も低減できる。
- プルスタッド (ぷるすたっど) 5軸制御マシニングセンター
- 工具ホルダ後端にねじ込む把握部品。主軸のクランプ機構がこのプルスタッドを把握引き込み工具ホルダを保持する。規格(例:MAS P30T-1 45°)に従った形状を持つ。
- へたる (へたる) コレットチャック
- 金属ばねなどが長期使用で弾性を失い、元の形に戻らなくなること。コレットでは繰り返し締め付けで開閉力が低下する現象だが、エグロの製品はへたりにくいとされる。
- ベッド上の振り (べっどじょうのふり) 卓上/汎用旋盤
- (※前述)ベッド上の振り=旋盤ベッド上で回転できる最大ワーク径。EB-10では約266mm。
- ベッド上の振り (べっどじょうのふり) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 工作物を旋盤の主軸へ固定し干渉なく回転出来る最大径。旋盤で加工可能なワーク径の目安となる寸法。
- ベルト駆動 (べるとくどう) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- モーターの動力をベルトを介して主軸に伝える方式。滑らかな伝達が可能だが、高速回転域ではベルトの張力管理が必要。エグロの小型旋盤主軸などで採用。
ま行
- マグネスケール (まぐねすけーる) 5軸制御マシニングセンター
- 磁気式のリニアスケール(位置検出器)の商品名。磁気(N極S極)エンコーダにより位置を高精度に検出する装置で、切削時の繰り返し精度や追従精度を向上させるために用いられる。一般的に光学式に比べ、切削油・切粉に強いと言われる。
- 無段変速 (むだんへんそく) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- ギヤ段などを持たず連続的に主軸回転数を変えられること。インバーター制御・数値制御装置などにより、任意の回転数を設定可能な主軸を指す。
- 門型構造 (もんがたこうぞう) 5軸制御マシニングセンター
- 門のような形をしたフレーム構造。左右に柱(コラム)があり上部に梁を持つ。工作機械(特にマシニングセンタ)の主要構造として採用される。一般的に直線2軸(3軸)を上方に。テーブル軸(直線・回転軸)が下方に設定されている事が多い。
や行
- ユニット選択方式 (ゆにっとせんたくほうしき) オプションユニット
- 刃物台に取り付けるユニットを、加工内容に合わせ交換・選択する運用。エグロのパレットシステムでは豊富なユニットから必要なものだけを選び、まるでパレットから色を選ぶように機械構成をカスタマイズする。
- 横送り台上の振り (よこおくりだいじょうのふり) ロボット搭載自動化CNC旋盤 (垂直多関節ロボット搭載旋盤)
- 工作物を旋盤の主軸へ固定し刃物による加工が可能な最大加工物長さ。この寸法より長い加工物は旋盤の構造物に干渉し加工が出来ない。
- 4軸制御 (よんじくせいぎょ) 専用加工機
- 4つの軸を数値制御できる機構。例えばX・Y・Zの直線3軸に加え、C軸(回転)をNC制御して角度割出できるようにしたもの(OM・EMシリーズはこれに該当)。
ら行
- 良質鋳鉄ベッド (りょうしつちゅうてつべっど) 卓上/汎用旋盤
- EBシリーズのベッド(機械本体)は減衰性に優れた鋳鉄で作られ、さらに職人のキサゲで精密に仕上げられている。これにより滑らかな摺動と長期の精度保持を実現。
- ローレット加工 (ろーれっとかこう) 専用加工機
- ワーク表面に滑り止めや意匠目的の網目模様を刻む加工。一般的にはローレット工具(ノコ目状のローレットホイール)を押し当ててパターンを転写する。専用刃具でのローレット溝加工と旋削加工の併用ができるのがエグロのRGS。
- ローレット旋削仕上げ (ろーれっとせんさくしあげ) 専用加工機
- 旋削刃具で切削(旋削)して仕上げること。一般的な旋盤加工。ローレット加工を転造ではなく切削で加工すると表面のバリが少なく高品位な仕上がり面を得られる。
- ローレット飛び越し溝 (ろーれっととびのこしだ) 専用加工機
- 一定間隔で途切れた溝(断続的な溝)を指す。ローレットホイールでは連続模様しか付けられないが、NC制御でワークを割出しながら加工することで、溝を部分的に切る「飛び越し溝加工」も可能となる。
- ローレットバリ処理 (ろーれっとぱりしょり) 専用加工機
- 加工後の工作物に残るバリ(切りくずや薄い突起)を除去すること。NCローレット機では旋削→ローレット→旋削と連続加工し、発生したバリも仕上げ切削で処理している。
- 六角コレット (ろっかくこれっと) コレットチャック
- 六角形(ヘキサゴン)棒材用のコレットチャック。ボルト材など六角断面のワークを高精度に保持できる。サイズにより最小~最大対角線寸法が規定される。
- ロボットハンド (ろぼっとはんど) ROBO-Station(後付けロボット自動化ユニット)
- ロボットの先端に取り付ける把持具(エンドエフェクタ)。ワークを掴む2爪・3爪のグリッパや真空吸着ハンドなどがある。加工ワーク形状に合わせ最適なハンドを設計。
わ行
- Y軸付主軸台 (わいじく/しゅじくだい) 専用加工機
- 主軸を保持するヘッドストックがY軸方向(上下)に可動。2軸(X,Z)+主軸台のY動で「2+1軸」と称し、偏心穴加工やオフセット加工を実現する。
- ワンチャッキング (わんちゃっきんぐ) 専用加工機
- 1回のチャッキング(掴み直しなし)で加工を完了させること。両端加工機では工作物を一度セットするだけで両端を加工する「ワンチャッキング加工」を実現。
その他
- スロッター溝 (スロッターみぞ) 専用加工機
- リング内径スロッター溝の略。円筒内径に等間隔で溝を切る加工(内部キー溝やスプライン状の溝など)で、専用工具により加工される。
